茶衣(さい)-軽やかに茶を愉しむために
数年前から中国や台湾のギャラリーに招かれ作品を発表するようになりました。
主催者は茶人であり、おもてなしは勿論中国茶。小さな器に何煎か茶を淹れ、おしゃべりと共にその香りと味わいの変化を愉しむお茶の時間はカジュアルで楽しい世界です。2年前から始まった葉山芸術祭のアート茶会、漆芸家・村瀬治兵衛さんが点てて下さるお抹茶を頂きながら現代アートに親しむ和やかな茶会。茶衣(さい)はこのような体験を通して生まれた茶道具としての衣です。
茶衣(さい)